ゼーガペイン新作小説

ゼーガペイン 忘却の女王 (朝日ノベルズ)

日下部 匡俊 / 朝日新聞出版



以下、ネタバレが含まれますので、未読の方はご注意を。
ちなみに、キョウやリョーコは出てきません。



登場人物はトガとかイゾラ指令とか、ゲームのXOR関係者の方が出てくるかな。
時間的にはアンチゼーガの機体が登場以降で、本編とは別なストーリー。
主人公のクロウはある日突然セレブラントに目覚める~

まず、「ゼーガペイン」の設定をかなり忘れていた(笑)。アルティールってキョウが乗ってたタイプの機体だよな、ガルダはルーシェン、フリスベルグはクリス、とそこから思い出さねばならなかった(笑)。すでにアニメを見て「幻体」という設定は分かっていたが、全然知らない人が文字だけで「幻体」を理解するのは結構大変かも。と言うか、読んでて思ったんだが、やっぱり「ゼーガペイン」は映像化されるべき作品というか、「額にセレブラントのアイコンが浮かび」って書くより映像で見たほうがはるかに状況が分かりやすいというか、雰囲気が出ると思うなあ。

物語はクロウという主人公がセレブラントに目覚めてすぐガルズオルムとの戦闘に出て味方を失わせるような出来事に遭遇してしまい、それがもとでクルーからまっすぐに見てもらえない状況が続くという、まずそこでも「痛み」から始まるストーリー。そのクロウがとあるサーバーの中で「レジーナ」という少女と出会って物語が進んでいくのだが、このクロウは不器用というか、物凄く能力に長けた人物という訳ではなくて割と等身大な感じの人物で、例えばテレビキャラで言ったらトミガイくんとかの感じかな~とか思ったり。(笑)
クロウはレジーナを大切に思ってそばにいたいと思うのだが、あまりに強い力を秘めたレジーナはクロウたちといることを望まず、自分を作った「ナーガ」のところへ行くことを選び別れる、という「痛み」の話なのだが、ナーガの本名が分かったり、平行世界についての話があったり、他にもテレビでは触れられていない設定があったり。でもどちらかというとストーリーが「アニメとゲームの間の話」みたいなものなので、ゲームやった人の方が面白かったと思えるのではないかな。

本の終わりには伊東氏と日下部氏の対談も載っていて、ここでアニメは50話という設定もあった話とか(笑)、いろいろぶっちゃけ話があって面白かったです(笑)
この対談では「もうない」と言っていましたが、出来ればこの作品も「映像化」してほしいと思います(笑)。
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by AppleTeaKobo | 2009-06-25 15:10 | アニメ・マンガ