あさきゆめみし文庫版全7巻

あさきゆめみし―源氏物語 (1) (講談社漫画文庫)

大和 和紀 / 講談社



昔読んだはずなんですがたぶん全部ではなくて、今回シェアモで運良く貸して頂ける機会に恵まれたので最後まで読むことが出来ました。でも最後まで読んでみると、光源氏の華やかさと言うよりはどちらかというと物悲しい感じがしました。
紫式部は「理想の女性像」として「紫の上」という人物像を描いたのではないかと想像するのですが、確かにたくさんの女性を愛した光源氏の妻として他の妻たちと上手くやるどころか信頼を受け友情を育むと言うのは並大抵の人物では出来ないことですが、現代人の私から見ると「男に都合の良い物分りのよさ」のような気もしてしまいます。まあ当時の女性にはああいうたしなみを持つことが女性として求められていたのでしょう。しかし、紫の上の言う「出家しなければ女は真に自由になれない」と言うのには現代人の私も共感するところがあります。
今更ですが絵は非常に美しく、女性方の美しさはもとより、十二単がどれも色を持って見えるような美しさです。
やはり日本人として一度は目にしておくべき作品ですね。
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by AppleTeaKobo | 2009-09-24 08:15 | アニメ・マンガ