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実写版映画「図書館戦争」

見て来ました。
ネタバレを含むかもしれないので、まだ見てないかたはご注意を。


映画「図書館戦争」公式サイト

図書館の自由に関する宣言 (日本図書館協会)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

有川 浩 / 角川書店(角川グループパブリッシング)





いやーミリヲタが絶叫しそうな映画でしたわーw
ああいう世界にしてはいけないと思った。ホントに思った。
ホラーでもない戦争映画でもない、普通の市民生活のすぐ隣で起こるんですよ超強烈な銃撃戦が。ああいう世界にしてはいかん。
図書館の撮影なのに陸上航空自衛隊全面協力っていう違和感をわかってもらえるかなw
ああ撮影された図書館はどれも実在する図書館らしいので、それを見るだけでもすごい圧倒感あります。

ヒロインの演技にはさほど期待していなかったので深くツッコまないが(笑)、岡田准一の堂上はすごく良かったな。それと堂上と笠原の身長差がリアルでわかったw
小牧と手塚はやっぱりちょっとイメージ違ったな。小牧は糸目の人が良かったw
玄田隊長は演技はすごーく良かったんだけど、もう少し恰幅が良ければw
作者が児玉清をモデルにしたと言われる稲嶺司令は「日野の悪夢」で亡くなったことになっていて、司令は仁科司令として石坂浩二が演じていたがこれがまた良かった。言葉の一つ一つが重い。

「日野の悪夢」も今まで字面だけで酷い話と思っていたが、リアルにああいう場面だったかもしれないと思わされるとふつふつと怒りが沸いてくる。
こんだけ命をかけて戦ってるのに一般市民から「戦争ごっこでしょ」と言われるのがいたたまれない。
最後岡田准一の長いアクションはオマケみたいなものかな。しかし原作では笠原が人を撃つとかなかったと思うが。笠原が人撃って衝撃受けるのは水戸の図書館での事件である大切なシーンなので、そこまで取っておいて欲しかったという気もする。
できれば折口マキさんをもう少し出してほしかった気もするが、最後ジャーナリストの意地みたいなものも見せてくれた。
劇中でも「関心を持たないこと」がこういう表現の自由が奪われるという事態を引き起こしたと言っていたので、是非関心を持って見てみて欲しいと思います。
by AppleTeaKobo | 2013-05-08 13:36 | 日記

最近はアニメや読書の感想中心になっています。


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