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銀河英雄伝説 Vol.3

銀河英雄伝説 Vol.3
/ ハピネット・ピクチャーズ





実は先月購入していた物なのですが、インフルエンザや学級閉鎖で、ずっと落ち着いて見る機会が無くほったらかしにされていた物を、やっと今日見ました。
この巻は銀英伝に登場する数少ない女性キャラがいろいろ出てくる巻ですよね。
「クロプシュトック事件」にはヴェストパーレ男爵夫人。ルドルフ大帝の絵画が燃えてるのを見て「モチーフはともかく、芸術的には価値があったのに。あら失言」なんてことを平気で口にする胆の据わった女性です。こういう人、好きだな。
「ジェシカの戦い」はジェシカ・エドワーズ。ヤンとは士官学校時代からの友人で、ヤンの片思いの相手。(でもたぶんジェシカもヤンが好きだったと思う。二人のシーンにマラ5の4楽章が流れるのが切ない)ジェシカは反戦運動に身を投じるのですが、DESTINYのタリア・グラディスも同じ声なので、どうしてもタリアを見るとジェシカを思い出していて、タリアも不幸な死を遂げるのかなあと心配していました。
「女優退場」にはベーネミュンデ侯爵夫人。かつて皇帝の寵姫だったがラインハルトの姉アンネローゼがグリューネワルト伯爵夫人として皇帝の元に来てからは皇帝を取られたことを怨みに思い、アンネローゼを暗殺しようと計画する悪い女。キライだ。特にラインハルトに向かってつば吐きかけるシーンが一番嫌い。
「帝国領侵攻」ではウィンザー夫人という同盟最高評議会議員。「まあきれいごとをおっしゃること」って、この人も嫌いだ。こういう人が国会にいないことを祈りたい。
ウィンザー夫人も黒い人だが、最高に黒いのはトリューニヒト国防委員長でしょう。場の雰囲気が戦争指示に傾き、採決されれば開戦が決定的な場面で反対に票を投じ、自分は反対したんだと声高に宣伝する。これを腹黒いと言わずにいられようか。コイツも最後までキライだ。

次巻はいよいよアムリッツアですか・・・。アムロ声のアンドリュー・フォークもキライだ!

追記ですが、そういえば、原作では「クロプシュトック事件」は外伝1に入っていて、「クロプシュトック事件の満足すべき結末」として双璧を旗下に加える事になるように書いてあります。
(「女優退場」も外伝1に入ってます)
by AppleTeaKobo | 2006-02-06 16:29 | 銀英伝

最近はアニメや読書の感想中心になっています。


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