曇りの日に思い出すこと

c0039661_1452848.gif曇りの日に思い出すこと。

学生の頃、2つ上の先輩だったヨシコさんのこと。

昔、ヨシコさんがこんな話をしてくれた。
「東京の冬って毎日スカーンと晴れてて青空広がってるでしょ?
私の田舎(長崎)では冬はね、いつもどんよりとして曇ってるのよね。
だから東京に出てきたばっかりの頃、毎日晴れてて何か変だなーって思った」

ヨシコさんはもうこの世にいない。




曇りの日に思い出すこと。

昔、「東ドイツ」と呼ばれた所へ行った時のこと。

ライプツィヒ、ドレスデン、東ベルリン・・・・どこも町全体が灰色な感じがした。

ライプツィヒにあった「カール・マルクス大学」。
新宿にあるような超高層ビルで、てっぺんが雲に隠れて見えなかった。
(ああ、そういえばここの最上階付近にある喫茶店みたいなところで、
全然甘くないザッハートルテ食べたなあ。砂糖は貴重品なんだってその時実感した)

ドレスデンにあった、何かの労働者の像。
見上げても背景に青空はなかった。

東ベルリンのホテルで向けられた冷たい視線。
「西側の人間」であることを実感した。




曇りの日に思い出すこと。

あんまり良いことないな。
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by AppleTeaKobo | 2005-02-25 12:40 | 日記