カテゴリ:好きな言葉( 21 )

エリザベス「俺は…もう前も何も…見えないってのに」

桂「同じさ、俺も…。それでもそこが前だと信じているならば、涙を越えて行け、エリザベス。俺も己の信ずる前を行く。たとえ何万光年離れていようと、俺達の道はつながっていることを、忘れるな。さよなライオネルは言わない、また会おウサギ、友よ」(アニメ「銀魂」蓮蓬編より)


「銀魂」における桂とエリザベスの最後の会話。友はかけがえのないもの。たとえ星を守れても友一人いない星にどんな意味があるのか。そういう友情論もつきつけたストーリー。初めに国ありきではなく人ありきという思想は、銀英伝のヤン・ウェンリーにも通じる。

今年はいろいろなことがありすぎる年だった。特に震災で突然たくさんのものを失って茫然としてしまった人はたくさんいたはず。それでも「己の信ずる前を行く」「たとえ何万光年離れていようと、俺達の道はつながっている」というセリフはそういう人たちへのエールにも聞こえる。

この「蓮蓬編」は再放送が中止になったりいろいろ曰く付きの長編となってしまったが、桂とエリザベスの熱い友情が描かれた良いストーリーだったと思う。なぜか見るといつもラストで涙がこぼれてしまう。
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by AppleTeaKobo | 2011-12-13 13:54 | 好きな言葉
お気持ちは良くわかります。でも、もしそんなことをしたら、悪い前例が残ります。軍の司令官が自分自身の判断をよりどころにして政府の命令を無視することが許されるなら、民主政治はもっとも重要なこと、国民の代表が軍事力をコントロールするという機能を果たせなくなります。ヤン提督に、そんな前例を作れると思いますか。」 (田中芳樹著 銀河英雄伝説よりユリアン・ミンツの言葉)

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by AppleTeaKobo | 2008-11-11 22:09 | 好きな言葉
悪は小なりとも
 これをなす勿れ(なかれ)
 善は小なりとも
 これをなさざる勿れ(なかれ)
 ただに賢・徳のみ
 もって人を服すべきものなり


~劉備玄徳の遺詔~


人形劇三国志、第64話「玄徳の死」より。
まもなく最終回を迎えます。
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by AppleTeaKobo | 2008-01-20 15:31 | 好きな言葉
生とは天の我れを労するなり。死とは天の乃ち(すなわち)我れを安んずるなり。

晋作にとっての生とは、天がその生に目的をあたえ、その目的のために労せしめるという過程であるにすぎず、死とは、天が彼に休息をあたえるというにすぎない、ということであった。ー司馬遼太郎著「世に棲む日日」より)



「伊藤、生とは何か」(伊藤とは伊藤俊輔、後の明治に総理大臣になる伊藤博文)という高杉が投げかけた問いに対する高杉自身の答えを表す言葉。司馬遼太郎によると毛利登人にあてた手紙に書いた言葉らしい。


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艱難ヲトモニスベク、富貴ヲトモニスベカラズ

(人間と言うのは、艱難は共にできる。しかし富貴は共に出来ない。事をなすべく目標を鋭く持ち、それにむかって生死を誓いつつ突き進んでいるときは、どの人間の姿も美しい。が、ひとたび成功し、集団として目標をうしなってしまえば、そのエネルギーは仲間同士の葛藤にむけられる。げんに、諸隊の隊長はたがいに政治家を気取って、たがいに蹴落としあいをはじめていた。-司馬遼太郎著「世に棲む日日」より)


奇兵隊はじめ諸隊による「革命」成功の後に高杉が言った言葉。


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宇宙は止まってはいない。そのうち一回転するよ

(宇宙とはこの時代の流行語で、晋作のここでいう意味は、時勢というほどの意味である。-司馬遼太郎著「世に棲む日日」より)



「革命」が成功し長州藩は佐幕派を一掃し倒幕派政権に変わったが、次に晋作が目指す物は「五大洲に防長二州の腹を押し出す」、つまり長州を日本国から独立し欧米と並び立つ列強国にすることだった。しかし、「攘夷」で「革命」を成功させた人々が「開国主義」とも言えるこの思想にすぐに賛同するとは思えない。そこを心配した伊藤俊輔が高杉に問うた時、答えた言葉。

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おもしろきこともなき世をおもしろく」ばかりが有名になって伝えられている高杉晋作の言葉ですが、↑のようにこの天才はいろいろ面白いことを言っています。詳しくは「世に棲む日日」を読んで見て下さい。

それにしても、この本を読んでると高杉の「狂人」ぶりがよくわかり、「銀魂」での高杉の姿も実はよく表しているように思います。(目を怪我してるのは謎ですが)
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by AppleTeaKobo | 2007-11-09 18:11 | 好きな言葉

本田透
でも疑うよりは信じなさいってお母さんが言ってました。人は優しさを持って生まれて来ないんだよって。生まれながらに持っているのは食欲とか物欲とかそういう欲。つまり生きる本能だけなんですって。優しさは体が成長するのと同じで、自分の中に育てていく心、良心なんだって。だから人によって形が違うんだって。
『欲望は誰でも生まれながらに持っているから理解しやすいけど、優しさは個人個人の手作りみたいな物だから、誤解されたり偽善だと思われやすいんだよな』そう聞いて私、丸だったりトンガリだったり、いろんな形の優しさがあるのかと思うとわくわくしました。草摩くんの優しさはろうそくみたいです。ぽっと灯りがともるのです。そうすると私はうれしくてにっこりしたくなるんです

本田透の母
疑うなんて誰にでも簡単に出来ることだ。透は信じてあげな。信じてあげられる子になりな。それはきっと、きっと誰かの力になる


キッズステーションで昼間「フルーツバスケット」というアニメを見た時に聞いた言葉。
何かここのところいろいろあって考えさせられることが多く、そんな時心にすうっと染み入るように入ってきた言葉。ほとんど自分用メモとして書いて見ました。(^^ゞ

フルーツバスケット」は、異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうという「草摩家」の人たちと、両親を亡くし1人になった女子高生の本田透がいろんな出来事から「人との付き合い方」をお互い知り合い、感じあい、理解し合っていく、見たいなストーリーかな。
関智一さんの声が聞けるのも楽しいですが、置鮎龍太郎さんの銀英伝のエミールのような優しい声が聞けるのもうれしいです。(^^ゞ
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by AppleTeaKobo | 2007-04-27 18:15 | 好きな言葉
ヤン・ウェンリー
ユリアン、戦っている相手国の民衆なんてどうなってもいい、などという考え方だけはしないでくれ。
「・・・すみません」
いやあやまることはないさ。ただ、国家というサングラスをかけて事象をながめると、視野が狭くなるし遠くも見えなくなる。できるだけ、敵味方にこだわらない考え方をしてほしいんだ、お前には
             (田中芳樹著 「銀河英雄伝説」より)

「9.11」に向けて。
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by AppleTeaKobo | 2006-09-11 12:15 | 好きな言葉
進清十郎
最後の決め手は、ひるまない精神力だ

蛭魔妖一
だが勝ちは勝ちだ・・・。お前、逃げなかったじゃないか

私は原作は読んでないのでこの先の展開は知らないんですが、本編登場前からOPに出ているあの巨深ポセイドンの筧駿という人物は今後セナたちに深く関わってくる人なんでしょう。
その筧と水町がかなり体格がデカく、それに比べて自分の小ささを気にするセナ。そんな時、セナがナンバーワンLBだと思っている進清十郎から↑の言葉を聞かされる。

また、道端で水町と会い勝負を挑まれたものの、一度はビビッて逃げてしまったセナも進の言葉を聞いた後には逃げずに挑戦を受ける。結果は相手が油断してなめてかかっていたのでセナの足が勝つが実際はそんなに甘くないことを蛭魔から指摘される。その時蛭魔が言った言葉がコレ↑。

私もね、子供とか育てるのは「ほめて育てる」ことに賛成の人間なんですが、こういうほめ方があるのか~とちょっと目からウロコでした。結果はともかく、逃げなかった、相手と戦う決意をしたと言う事をほめる、そういうほめ方は今まで考えたことがありませんでした。
蛭魔という人物はホントに人をやる気にさせるのが上手いというか、リーダーとしての資質に優れてますよね。(いつも銃を持ってることは別として(^^ゞ)私自身、蛭魔から学ぶことは多いと思っています。作者ももしかしたら一番好きなキャラは蛭魔だったりして。

それから進の言葉ですが、息子の立場に置き換えて考えると、たとえ相手が奨励会員とかアマタイトル常連の人とかで全国的に名の売れた人だったとしても、「ひるまない精神力」を持って立ち向かって欲しいと思います。その時には「逃げなかった事」をほめてあげよう。
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by AppleTeaKobo | 2006-03-23 08:54 | 好きな言葉
O weiter,stiller Friede!
So tief im Abendrot.
Wie sind sir wandermüde
-ist dies etwa der Tod?

(ああ、広々と静かな平和なんだ!
深々とした夕映えの中で
私たちはさすらうことに疲れきったのだ
ーひょっとしたらこれが死なのだろうか?)


リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」の4番目の曲「夕映えの中で」の終わりの部分です。この曲は、ヘルマン・ヘッセによる3つの詩(春・九月・眠りにつくとき)とアイヒェンドルフによる詩(夕映えの中で)の4つの詩にR・シュトラウスが曲を付けたものだそうですが、昨日ステリハで大倉先生の歌うこの歌を聴いて、涙が出そうになりました。
この歌は「Tod(死)」という重い言葉で終わるのですが、木管楽器によるトリルが、何か天使が舞い降りてくるようなイメージのする、印象的な曲です。
「死」とは悲しいもの、いたましいもの、というのは一般的な認識ですが、長い年月現世での暮らしを続けてきた人にとって、「死」とは「穏やかに解き放たれる事」なのかなあと思いました。
自分もいつか命数が尽きて「その日」を迎える時が来た時、この詩のような穏やかな心境でいられたらなあ、と思いました。

(試聴出来ます↓)
R.シュトラウス:四つの最後の歌
シュワルツコップ(エリザベート) ベルリン放送交響楽団 セル(ジョージ) ヘッセ R.シュトラウス アイヒェンドルフ ビュルガー デーメル / 東芝EMI
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by AppleTeaKobo | 2006-02-20 15:45 | 好きな言葉
矢内理絵子新女流名人
負けた着物にも良い思いをさせてあげたい
今日、囲碁将棋ジャーナル見ました。
冒頭からくす玉来たー!
「矢内理絵子history」良かった・・・。涙出ました・・・。
きっと天国のお母さんも喜んで下さっていることでしょう。
矢内さん、泣いてもすぐに立ち直ってキャスター務めてましたね。「これからです」「(清水さんに)恐れずぶつかって行きます」の力強い言葉、精神的にも強く成長なさったのが伺えました。
矢内さん、ホントにおめでとう!

上の言葉ですが、もう一人のキャスター・囲碁の向井さんが、矢内さんがタイトル戦ではいつも着物を着ることについて尋ねた時に出た言葉。「何かゲンを担いだのか」との問いに、「3局目の着物は2連敗していた着物だった。だからと言って着なくなると着る物が無くなる。(笑)負けた着物にも良い思いをさせてあげたい」と話していました。
何か目からウロコが落ちる思いでした。
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by AppleTeaKobo | 2006-02-11 15:26 | 好きな言葉
進清十郎
スポーツは筋肉を膨らまし、テクニックのハウツー本を読めば強くなれると言う物ではない
庄司監督
そうだ、地味な反復練習、基礎トレーニングの繰り返し、その積み重ねのみがどんな状況をも跳ね返す精神力を鍛え上げる


全学を上げて毎年一つのスポーツに力を入れて全国制覇を目指すという変わった学校、アミノ高校との対戦。スポーツ医学を取り入れて、効率よく近代的な訓練をしてきたアミノではあったが、毎年種目が変わるというその「付け焼刃」的な鍛え方に対する反論。
上のセリフですが、別にスポーツに限らず、将棋でも同じだと思ったんですよ。よく息子と「どうしたら強くなれるか」みたいなエンドレスな話題をするんですが、結局定跡の研究・詰将棋・実戦の繰り返しだと思います。そしてそこからどんな戦型になっても対応できる柔軟さとか、精神的なタフさみたいな物を身につけるのではないかと思います。
(最近はそれらに加えて「体力」も必要なのではと思い始めてきました(^^ゞ)
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by AppleTeaKobo | 2006-01-28 16:54 | 好きな言葉

最近はアニメや読書の感想中心になっています。


by AppleTeaKobo