人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ワールドビジネスサテライト ~将棋新時代 妙手をはなて~

昨日は眠かったので(^^ゞ、ビデオに撮っておいて今日見ました。

ワールドビジネスサテライト

放送されていた中で、私がなるほどと思ったこと。






■「戦略的思考」はコンピューターには出来ない

今、将棋界が活気付いている。その中でも将棋のゲームソフトの人気が高まり、いろんなソフトをいろんな開発者が作っている。(例としてAI将棋と激指)
その中で激指開発者の鶴岡さんのお話で印象に残った言葉。
「戦略的思考はコンピュータには出来ない」

ここに「人間と」将棋を指す意味があるのではないかと思いました。

■毎月20人ずつ増えるスクール

上のソフトの話つながりですが、ソフトやネット将棋が普及するにつれ、将棋の駒生産地の天童では売り上げが伸びずに困っているらしく、「将棋人口は減っている」と仰っておられた。
その一方、将棋会館でやっている子供スクールが紹介され、「毎月20人ずつ増える」(@_@)というのはちと驚いた。
息子が以前よく将棋会館に行っていた時も、日曜日はスクールの生徒さん達でごった返していたが、今はアレ以上で、今度平日にもスクールが開かれる事になったというのを聞いて、将棋人口の持ち直しが期待できるのかな?とちょっとだけ思った。(^^ゞ
(ちょっとだけ、と言うのは、やはり囲碁の若年層への普及の仕方を見ると、やはり将棋はまだまだなのではないかと思うので(^^ゞ)

簡単に、単純に考える
羽生 善治 / PHP研究所


映像紹介の後、解説の方がこの本に書かれていることを紹介されていらっしゃいましたが、その中で
「決断する為には、考えられる手の90%は先に捨てる」
と書かれているという話がちょっと私には目からウロコでした。
将棋は確かに理詰めで考えて行くゲームだけど、それだけではない、右脳を使って「直感で指していくこと」も必要、と言う事で、この辺が「将棋を習わせたいと思う親が増えた」事と、上のソフトの「コンピューターが出来ない『戦略的思考』」とつながるのかなと思いました。
また、以前息子が言っていた「定跡は覚える物じゃない」と言っていたのも、わかるようになりました。

ここの所、瀬川さんのプロ編入試験など将棋界の話題をいろんな方面で取り上げてもらえているようで、良かったですね。
ワールドビジネスサテライトについての記事は「勝手に将棋トピックス」さんでも取り上げられていらっしゃるので、そちらも参考にご覧下さい。
by AppleTeaKobo | 2005-09-02 15:11 | 将棋

最近はアニメや読書の感想中心になっています。


by AppleTeaKobo